いつもより早い春休み?! 小学校のふとんクリーニング
今日は京丹後市内の小学校から保健室のふとん、枕、毛布といった寝具のクリーニング依頼をうけました。
本来なら春休みに入る3月の下旬に依頼があり、新学期までに急いでクリーニングして納品するという慌ただしいスケジュールになるところです。
しかし、今年はご存じのとおり新型コロナウイルスの猛威で3月3日から京丹後市の小学校は休校になっています。
納期にゆとりがあるのはいいのですが、子供たちの元気な声が響き渡っているはずの小学校がこの時期閑散としているのは何となく寂しい気持ちになります。
寝具のクリーニングですがこれには細心の注意をはらう必要があります。
ふとんは洗う時に水分が含まれると、その分わたの重量が増します。
一方わたを覆う生地は水分を含むことで引っ張られる強さが弱くなります。つまり、洗濯しているときは重たくなったわたを弱くなった生地で覆う状態になります。このギャップで生地が破れたり、わたがだまになったりすることの要因です。
なので、まず洗う前に必要なことは生地が弱くなってないか、ふとんのとじ糸が弱くなってないかなど、ふとんの状態をしっかり見極める必要があります。
それから、洗う際はふとんにダメージがかからないようにします。
このようにバンドで固定して洗濯機の機械力も最小限に抑えます。
ここで勘のいい人は疑問が浮かぶかもしれません。
汚れというのは洗濯機でごりごり回してこそ汚れが落ちるので、機械力を最小限にしたら汚れが落ちないのではないかと…
実はそれも一理あるのですが、洗濯には洗濯機による機械力だけで汚れを落とすのではなく他にもいくつか汚れを落とす要素があります。
温度(水温)、時間、洗剤、薬品、酵素などです。これに機械力が加わって汚れが落ちるのです。
つまり、ふとんを洗う場合、機械力は最小限にしてその他の洗い要素を駆使して洗浄力をアップさせます。
ふとんを洗濯するときれいになるだけでなくふわふわになります。このふわふわを言葉で表すのはとても難しいです。
『百聞は一見にしかず』ということで気になる人はぜひお試しください♪
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