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ドラム式乾燥機と乾燥のテクニック

乾燥機と聞いてすぐに頭に浮かぶのはコインランドリーにあるぐるぐる回転するドラム式乾燥機だと思います。

水洗いした家庭用の洗濯物や毛布など乾燥するのに手間がかからず、まわしておけば勝手に乾かしてくれて大変便利な機械です。

ほとんどのクリーニング店にもドラム式乾燥機は備わっています。

コインランドリーの場合はあらかじめ温度と回転速度と時間が設定されているので気づきにくいですが、クリーニング店では品物や洗い方によってこれらを常に変化させています。

例えば水洗いしたシーツやYシャツは濡れた状態で高温のプレス機で仕上げます。そのプレス機で仕上げる前段階でドラム式乾燥機の中に短時間入れて半乾きの状態にして小じわだけ伸ばします。

こうすることでプレス機で仕上げをするときにしっかりとした仕上がりになります。

毛布を乾燥する場合は濡れた状態でドラム式乾燥機で少しだけ乾かし、そのあと乾燥室で2~3日自然乾燥します。その後乾いたら最後にもう一度ドラム式乾燥機に入れてぐるぐる回転させます。

これには2つの理由があって、一つはしっかり乾かすこと。もう一つは細かいほこりなどを取り除くことです。

このドラム式乾燥機はほこりを取る作用もあります。ドラムをよく見ると小さな穴が均等のいくつも空いています。ここに細かいほこりを落としていくます。

衣類ですとセーターなどニット製品はドラム式乾燥機を使って乾燥すると細かい毛やほこりが落ちてふわふわに仕上がります。

ただし、飾りが付いていたりボタンが薄くて繊細なものだと破損する恐れがあるのでドラム式乾燥機では乾かせません。

立体式乾燥機で乾かします。

これはハンガーにかけたまま熱風が吹き込む機会の中で乾燥させるので、飾りが破損したり衣類が縮んだり回転することで擦れたり型崩れを防止することができます。

セーター以外のほとんどの衣類はこちらで乾燥しています。

私の個人的な感覚になりますが、クリーンニングの失敗の半分以上は乾燥の時に起こると思います。

あまり目立たない技術ですがクリーニング店の良しあしを判断するのに重要な部分になります。

 

 

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