商売ができるということ
連日の新型コロナウイルスのニュースで日本国内のみならず、世界中が戦々恐々としています。
景気は目に見える形で大きく減少しています。
ほんの3,4ヵ月前まではオリンピックを目前に控え、海外からも多くの方々が日本に訪れて、この世の春のような輝きがありました。
本来ならこのブログにはクリーニングに関する技術、知識、出来事、思いなどを時に真剣に、時に楽しく、時に笑いを交えて伝えていくものだと思いますが、現在のこの状況に触れずにそれを行い続けるのはできないと思い自分の思うことを書いてみます。
タイトルにもありますように『商売ができる』ということはどんな業種に限らず、支えてくださるお客様がいるということが第一にあります。
また、もう少し広い視野で見てみますと地域の安定、もっと言えば国が安定しているということが大前提になっています。
例えば数十年前の日本は戦争という状態を経験しました。私は戦争を経験していませんが、本や映像でその凄まじさ、悲惨さを想像することはできます。おそらくほとんどの人が、まともに商売なんてできなかったし、生きていくことに必死だったと思います。
そのような経験をした日本だからこそ、国が成長する、安定する、平和であることが重視されて、多くの先人たちの力で現在の日本が築かれていったと思います。
私たちはその先人たちが築いてくれた土台の上でこれまで自由で平和な生活や商売を営んでこれました。
今回のこの危機は自分たちに直面した危機ではありますが、ここで負けないこと、何が何でも耐えきること、そしてこれを克服することが未来の後輩たちへの土台になります。
個々の頑張りはもちろんのこと、みんなで力を合わせて何とか乗り切りたいです。
今できることをとにかくやることが大切だと思います。
ほりいクリーニング店
店主 堀井 邦彦
